南イタリア旅行(2015.09) その8

2015/09/17～26の日程で行った南イタリア旅行、その8です。

9/23、朝4時にホテルをチェックアウトしホテル手配のタクシーで空港へ。料金固定の21ユーロ。時刻によらず一律のようですが、まぁ許容範囲。

一番最初の出発便が私の乗るカターニャ行きのKM640。チェックインカウンターは既にオープンしており、列も少な目で数分で手続き完了。機体は往路と同じ機材でした。

カターニャにはあっという間に到着。ここからバーリ行きに乗り継ぎですが、出発まで5時間待ち。まずは朝食。

バーリ行きのチェックインカウンターが開く時間までベンチに座って提督着任。クッションの無い金属製ベンチだったのでお尻が痛くなりました。
カウンターオープンの時刻なので移動すると既に数名が並んでいました。しかし、係員がいつになっても現れません。他の搭乗客もイライラし始めた一時間後、ようやく現れました。悪びれる風でもないので、ひょっとすると、いつもこの時間なのかもしれませんね。Webサイトにフライトxx時間前が荷物預けの期限とか、色々厳しく書いてあるクセに…

搭乗ゲートからはバス移動。移動した先には3日前にナポリからパレルモまでの移動で乗ったB717が待っていました。勿論、レジ番も一緒です。
ナポリからパレルモも、今回のカターニャからバーリも毎日運航しているわけでは無さそうなので、ひょっとしてこの一機だけをグルグルと多方面に飛ばしているのかもしれません。

バーリへのフライトは、予想通りシチリア島とイタリア本土の境を右手に見ながらのルート。右側の席を予約していたので、バッチリ上空から見物できました。写真は雲が被っていて解りにくいかもしれませんが。

バーリには予定通り到着。市内中心部へはバスの他、ここ数年の間に地下鉄が開通しています。折角なのでなので、地下鉄に乗ってみます。バーリ中央駅までは5ユーロ。
チケットを購入したのが13:39なのですが、係員に聞いたら次の列車はあと1分で発車だから走れ！と言われ、ホームまで全力疾走させられました。これを逃すと、次の列車まで40分待ちだとかで…
他にも数名が走っており、ゼイゼイ言いながらなんとか間に合いました。時間帯によって本数にバラつきがあるようなので利用予定がある人は要注意です。

平日の場合、空港からの始発は05:29、最終は23:40で、1日あたり40本くらい運行しています。土日は平日の半分くらいに減ります。詳細はhttp://www.ferrovienordbarese.it を参照。

15分ほどでバーリ中央駅に到着。ホテルは駅からちょっと遠い場所に確保してしまったので、スーツケースを引きずりながら移動です。歩道の格子状の模様が細かいために、スーツケースの振動が伝わってきてちょっと不快。

ホテルにチェックインを済ませ、荷物を置いたら散策に出発です。

適当に歩いていると、海に出ました。

アドリア海です。

地中海を一周しようとイギリスポーツマスをスタートしたのが2009年2月。そこからポルトガル、スペイン、フランス、イタリアと東進し、ようやくアドリア海に到着しました。ここまで6年半、渡欧回数7回。我ながらよくここまで続けられたと思います。

アドリア海の海岸にポツンと椅子が置いてあって、ここがゴールだと言わんばかりですが、このまま北上してアドリア海をぐるっと回って、クロアチア、ギリシャ、トルコ、そして中東やアフリカへと続けて行きたいと思っています。とは言え、ここから先は国の情勢がおもわしくないところが続くので、どうなるかは分かりません。無謀なマネだけはしないつもりです。

晩御飯はホテル近くのピッツェリアで。ピザはもちろん、リゾットも食べたかったのですが、お店の人に絶対無理だから止めておけと言われて断念。確かにピザ一枚で十分でした。