2018/07/21~29の日程で行ったアルバニア・ギリシャ・トルコ旅行、その5です。
アテネ空港に到着。
まずはSIMカード入手のため、到着階をウロウロしてみますが、ショップを見つけることができませんでした。
後から気付いたのですが、キオスク的なお店で販売していたのかもしれません。
当座は、AIR SIMで過ごすことにし、市内に移動します。
アテネ市内への移動手段は、バスか地下鉄がメジャーな選択肢かと思います。
私の予約したホテルが、バスの到着場所から地下鉄に乗らないと行けない場所にあり、だったら、空港から乗り換えなし1本で行ける地下鉄を選択しました。
空港の地下鉄乗り場は、少し離れたところにありますが、案内板が出ているので迷うことはないと思います。
地下鉄の切符購入方法や、乗車方法など、ここ最近になって一新されたようです(詳細時期不明)。
アテネ訪問前に、ネットで軽く調べた範囲では、乗車前に切符を打刻機に通す必要がある、等の情報が沢山公開されていました。
しかし、2018年7月時点では、システムが一新されたため、改札通過時に切符をタッチするだけで乗降が可能になっていました。
ちなみに、以前使われていたであろう打刻機が残っていましたが、新しい切符のサイズ的に打刻できませんでした。
また、券売機も、紙幣の場合はお釣りが出ない(!)ので窓口へ、といった情報がありますが、流石に新システムでは紙幣も硬貨も利用でき、勿論お釣りも出ています。購入毎にレシートが無条件で出力されるため、券売機周辺はレシートが散らかっている、という状態になっていますが…
空港の地下鉄駅到着時点では、この辺りの情報が判っておらず、ホテル最寄り駅までの切符を窓口で購入しました。
料金は10ユーロでした。
購入時、窓口で料金を聞いて、一瞬えっ!っと思っていました。
これは私の勘違いなのですが、ネットの情報を見ると0.8ユーロ、1.4ユーロといった数値がチラホラしていたので、それ位の価格を想定していました。
それはアテネ周辺の料金であって、空港からの場合は別の料金体系だった、という次第。
改札を通過し、プラットホームへ。
地下鉄といっても、空港周辺では地上を走るようです。
車輛はすぐに入線してきて、運よく座ることができました。
何駅か進み、ある駅で長い時間停車を始めました。
最初は、他の列車の通過待ちなのかと思っていましが、どうも違うようです。
乗客もザワザワし始めましたが、アナウンスもありません。
30分以上経過したところ、何かのアナウンスがあり、乗客が一斉に降りだしました。
英語じゃないのでさっぱり判らないのですが、どうやら車輛故障で乗っていた列車は運休となったようです。
次便が向かいのプラットホームに入線してきたので、皆、そちらに乗り換えです。
車輛内は2便分の乗客が乗り、大混雑です。
大混雑といっても、首都圏の通勤電車ほどではありませんが。
皆、混雑してうんざりしているところに、今度はアコーディオン弾きの二人組が現れました。
混雑している中、アコーディオンを弾きながら、人を掻き分け進んでくる根性は凄いとは思いましたが、喧しいことこの上なし。
あまりの喧しさに、ご老人がブチ切れたのか、大きい声で二人組を怒鳴りつけだしました。
怒鳴りつけられたからなのか、予定通りなのか、二人組は次駅で降りていきました…
こんな街かよ、アテネ…という感じです。
地下鉄は、ホテル最寄り駅に到着。
ホテルに移動し、チェックイン。
アップグレードされて、クラブラウンジが使える部屋となりました。
部屋で休憩しつつ、アテネ訪問の最大の目的である博物館、Nautical Museum of Greeceまでのルートを調べます。
地下鉄最寄り駅から、多少の距離があるようです。
歩いていこうかと考えていると、ふと、休館日は月曜の文字…
なんと、今日は休館日なのでした。
Nautical Museum of Greeceに着いてから気付かなくて良かった…と言うべきかどうか…
このままホテルにいても仕方がないので、街をぶらぶらすることにします。
地下鉄の90分乗り換え&乗り降り自由な切符、1.4ユーロを券売機で購入。
とりあえず、シンタグマ広場まで行ってみます。
ちなみに、アテネ訪問にあたって事前に調べたのは、空港と市内の移動手段と、ホテル、博物館、中古端末屋がありそうなエリアの場所だけです。
シンタグマ広場を知っていたのは、空港からバス移動した際に到着する場所の1つだったからです。ついでに、シンタグマ広場の北西にある辺りが、中古端末屋がありそうと目星を付けたエリアです。
シンタグマ広場の意味、意義を知らぬまま撮影。
ここから北西方向に向かって、ぶらぶら歩いていきます。
日差しもあり、結構暑く、汗が流れてきます。
と、中古端末屋を発見。
覗いてみると、ここ1~2年の端末だけでなく、もっと古いものも置いてあります。
う~ん、イイ感じです。
周囲を見ると、通りを挟んで両側に数軒、中古端末屋が並んでいます。
1軒1軒、見て回りますが、なかなか目ぼしいものはありません。
が!
Nokia E90が置いてある店を発見!
お店の人に、E90を見せてもらいます。
残念なことに、内側の液晶は無事なのですが、外側の液晶部分にヒビが入っています。
値段を聞いてみると、50ユーロとのこと。
悩んでいると、
店「特別に40ユーロでいいよ」と。
私「でもなぁ、ヒビ入っているしなぁ」
店「大丈夫、問題ないって。ちゃんと使えるよ(意訳)」と、電源オン
確かにちゃんと起動しますが、ヒビが気になるので購入を断念し、店を出ました。
こんなに簡単にE90が見つかるなら、他の店にも色々あるはずだ、と思っていたのも事実です。
しかし、この後、数軒の店を回りましたが、目ぼしいものを見つけることができませんでした。
炎天下の中、歩き回って疲れたので、一旦ホテルに戻ろうと地下鉄の駅へ。
先ほどの90分切符で入場し、エスカレータでプラットホームへ下ります。
と、後ろから来た人が、エスカレータに乗車する際、軽く接触してきました。
なんだよ、せっかちな人だな…と思っていると、背負っていたバッグからチャックを開けるような感覚が伝わってきました。
ギョっとして、バッグを手前に向けると、チャックが開いていました。
スリです。
まだエスカレータで下っている途中だったので、バッグ内のパスポート、財布、スマホを確認。捕られたものは無さそうです。
スリに向かって、日本語で怒鳴りつける私。
スリは、焦ったのか「Where Exit? Exit?」とか言い出します。
被害も無かったので、散々怒鳴り散らして、その場を後にしました。
駅員を呼ぶとかスリの写真を撮るとかした方が良かったのだろうか?と後から思ったのですが、どうするのが正解だったのでしょうね。
ホテルに戻ったものの、暑さのせいなのか、アテネで色々ありすぎたストレスなのか、体調が思わしくありません。この後、食事に出かけるのも面倒になったので、クラブラウンジで軽く食べて、済ますことにしました。
症状的に風邪っぽいので、ティラナのホテルで貰ったフルーツや、ウェルカムフルーツを食べ、水分を大量に取って就寝。
気付けば9時間くらい寝ていました。
大量の寝汗かいて、体調も大分回復したようです。
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